受賞しての感想を教えてください。
私はもともと動画編集の経験がまったくありませんでした。ただ現在、アンデレ宣教神学院で牧師を目指して学んでおり、その授業の一環として昨年初めて動画編集に取り組みました。
学びの中でシグニス動画フェスティバルの存在を知り、課題制作のモチベーションの一つとして、このフェスティバルに動画を投稿することを目標に掲げ、人生で初めてとなる動画を完成させることができました。
拙い点も多くあったかと思いますが、授賞式ではそうした未熟さではなく、「聖書の言葉を一人でも多くの人に届けたい」という思いや、そこに込めたアイデアや工夫を、審査員の先生方が前向きに受け止めてくださり、大変励まされました。
今後どのような作品を作っていきたいですか。
今回の受賞を励みに、今後も「聖書の御言葉とは何か」「クリスチャンとはどのような生き方をしているのか」といったことを、まだイエス・キリストを心に受け入れていない人々にわかりやすく伝えられるような、福音を伝える動画を作っていきたいです。
シグニス動画フェスティバルの今後のポテンシャルについてどう思いますか。
世の中には、様々なアイデアや思いを持ちながら、それを動画として形にすることにハードルを感じていたり、取り組み始めても完成には至らなかったクリスチャンが多くいるのではないかと思います。私自身がそういった人間でした。
しかし、シグニス動画フェスティバルには「締め切り」という明確なゴールがあるため、否応なく作品を完成させるきっかけとなります。完璧でなくていい。不格好に見えるものであっても構わない。その動画に込められたありのままの情熱を受け止めてくださる――そんな、まるで神様の愛のような温かさが、このフェスティバルの運営にはあると感じています。
「動画で福音を語りたいという思いはあるけれど、まだ形にしたことがない」という方にこそ、ぜひこの機会を活用していただきたいと思います。
シグニス動画フェスティバルをきっかけとして、動画制作に関わるクリスチャンが増え、さまざまな場面で福音が伝えられ、あふれていく――そんな未来が訪れることを期待しています。